ダンロップと聞いて、どのようなイメージが沸きますか。
タイヤやゴルフ用品、テニスボールなどを生産していますね。
主にゴム用品や球技のスポーツ用品を専門的に取り扱っているイメージが強いでしょう。
実は!知らない人が多いのですがテントも生産しています。
テントはキャンプ用品ですね。
性能は?と聞かれると凄く良いです。
特に!バイクに乗っているキャンプツーリングの人達から需要が多くて、定番の商品になっています。
1972年に初期型が販売されていて、ずっと人気商品になっています。
その一番の特徴は耐久性でしょう☆
バイクの雑誌で活躍している業界の人達からも支持が多くてダンロップのテントを30年以上、使用している人も多くいます。
ダンロップのテントで全シリーズ共通しているのは設営が簡単な吊り下げ式です。
出入り口は横出入り口構造になっているので、前室が広くて人の出入りや荷物の出し入れがスムーズなのも嬉しいですね☆
悪天候でも雨や風の侵入を軽減することも出来ます。
そんなとても丈夫なダンロップテントですが、ずっと使用していると必ず経験する加水分解。
加水分解は対策をしっかりしないと、どんどんテントが痛んでしまいます。
そして他にも注意が必要なのがポール内のショックコード。
ショックコードはゴムで出来ているので、ずっと使用していたら劣化してしまいます。
頻繁に交換をする部品では無いので、交換のやり方を知らない人も多いと思います。
それで今回はテントの加水分解の対策、ショックコードやポールの交換や修理方法を書くことにします。
ダンロップテント加水分解の対策方法
テントの加水分解は、ポリウレタンコーティングが水分と反応して劣化する現象です。
これを防ぐための対策方法をいくつかご紹介します。
事前対策
1. しっかり乾かす: キャンプ後はテントを完全に乾かしてから収納しましょう。
湿ったまま収納すると加水分解が進行しやすくなります。
2. 高温を避ける: テントは高温に弱いので、直射日光が当たらない涼しい場所で保管してください。
3. 乾燥剤を使用する: 保管時に乾燥剤を一緒に入れることで湿気を防ぎます。
加水分解後の対策
1. 防水剤を塗る: 加水分解が始まった場合、防水剤を塗ることでベタつきを緩和できます。
2. 重曹を使う: 重曹を使ってベタつきを取り除く方法もありますが、防水性が低下する可能性があるので注意が必要です。
3. プロのクリーニングサービスを利用する: 専門のクリーニングサービスを利用することで、テントの状態を改善することができます。
これらの対策を実践することで、テントの寿命を延ばすことができます。
キャンプを楽しむためにも、テントのメンテナンスをしっかり行いましょう!
ダンロップのテントのポールの修理方法!
使用していると必ず劣化するテントポールやショックコード。
ダンロップのテントは特に長年使用する人が多いのでポールを破損する人が多いでしょう。
自分で修復が可能ならそうした方が良いでしょうけど、消耗部品だけに自分で頑張って修復をしても限界があります。
その時は諦めてショップに任せましょう。
ダンロップのポールの修理はプロモンテが取り扱っています。
ポール1本から破損パーツの取り寄せが出来ます。
ポールが破損した場合は全て買い換える人が多いですが、ダンロップのポールが破損した場合は1度プロモンテさんにお問い合わせをする事をおすすめします。
風で曲がったり、折れてしまったテントポールはもちろん、
ショックコードやジョイント部分の不具合など、
使い勝手の悪くなったテントポール…。
モンベル、ダンロップテント、アライテントの
ポール修理はおまかせください。
その他メーカーのものもお気軽にご相談ください。
アイボ親父の知恵と経験で可能な限り対応します。
なお、曲がったポールを元通りにするのは、
その程度により修復不可能な場合もあります。
ポールを自分で修理、交換をしたい人はショックコードと一緒に交換する方法があります。
その方法や価格は次の記事から紹介します。
テントショックコード交換の価格
長年、テントを使用しているとテントのポールの中に入っているゴム(ショックコード)は消耗品なので、ずっと使用していると劣化してきます。
また、ポールが破損したときの修理で、一緒に交換をする人も多いでしょう。
交換の方法としてはショップやメーカーに委託する方法と自分で交換をする方法があります。
私が調べたメーカーに委託をしたらポール1本550円(税込み)でした。
テントに使用するポールの本数は2~4本なので交換料金が1100円~2200円です。
自分でショックコードを交換をするときはショックコードを購入しましょう。
ショックコードの料金は必要な長さや素材、コードの太さによって色々ですが、テント一張り用で500円~1500円で購入をすることが可能です。
アウトドアショップでショックコードを購入したら無料で交換をしてくれるお店もありますので、事前に確認をするのも一つの方法ですね。
自分で交換をする人は慣れたらポール1本の交換が約5分くらいで交換をすることが可能なので是非、やってもらいたいです。
ポールが曲がった・折れたときの修理、交換の価格
強風や経年劣化でポールが曲がったり折れたことがある人も多いでしょう。
このような場合はポールの折れたパーツを交換するのが良いです。
ポールの予備パーツは殆どの場合はテントを購入したときに付いていますが紛失したり、既に使用している人もいるでしょう。
そのような場合はアウトドアショップで購入をすることも可能ですし、ネット通販でお取り寄せをする方法もあります。
折れたポールの交換はショックコードと一緒に交換をする事になるので、ポールの他にショックコードが必要になります。
ショップに依頼することもできますが、手数料や送料が掛かるので、あまりおすすめしません。
自分でポールやショックコードを交換したい人は次の記事で書きますので、参考にして下さい。
ダンロップのR-337のポールを修理、ショックコードを交換した!
現在では廃盤になったダンロップのテントRー337
今回はこのテントのポールを修理、ショックコードの交換をします☆
ゴムが完全に伸びてしまってショックコードの役割を全く果たしていません。
こうなってしまったら完全に使用不可です。
ショックコードの交換に必要なのは
はさみ
クリップ(挟む力が強いなら洗濯はさみでも可)
メジャー
ショックコード
この4品があれば交換が出来ます。
ショックコード以外は100円ショップで揃える事が出来ます。
ショックコードはLOGOSの30メートル、太さが2.5㎜の商品を準備しました。
税込みで1980円。
アウトドアショップでこの商品しか無かったので購入しましたけど、30メートルは使用することが無いので、長過ぎます。
10メートル程度の長さの商品を通販で600円程度で購入を考えるのをおすすめします。
先ずはポールの長さを測ります。
今回、交換をするポールは180㎝。
そしてショックコードをポールの長さを考慮して切ります。
目安としてはポールの長さの7~8割くらいの長さ。
ポールの全長が180㎝なので、今回は約8割の150㎝に合わせて切りました。
ストッパーを引っ張り出して古いショックコードと新しいショックコードを結んで連結させます。
これが一番大切。
大雑把に言うと古いショックコードと新しいしいショックコードを結んで入れ替えると言えば、交換のやり方が全て分かる人もいます。
新しいショックコードと古いショックコードを結んだらストッパーが付いているポールの後ろから古いショックコードを引っ張っぱります。
ストッパーが付いているポールの古いショックコードと新しいショックコードを入れ替えたら、後ろの新しいショックコードの先端をストッパーに結びつけます。
そして、順番にポールの内側のショックコードを引っ張って入れ替えをしましょう。
最後のポールに通し終わったら先端のストッパーにショックコードを結びたいのですが、ショックコードがポールの内側に引っ張られます。
当然ですね。
今回は180㎝のポールに対して150㎝に合わせてショックコードを切断していますので。
ゴムの張力で、ポール内に戻ろうとします。
そのときに便利なのがクリップ(洗濯はさみ)
新しいショックコードを余裕がある長さまで引っ張ってクリップで固定します。
そしたらクリップがストッパーになってショックコードが内側に戻るのを防止できます。
この作業が今回の2番目に大事な事です。
後ろのストッパーとショックコードを結んで完成です。
この方法で交換をしたら、専門的な道具は必要が無く、1つのポールの交換時間が慣れたら5分くらいで完了します。
まとめ:ダンロップテント加水分解の対策方法!ショックコード交換の価格は?
今回、テントのショックコード交換をして実感したのは、思った以上に簡単、しかも安く交換をする事が可能だという事です。
長年、テントを使用していると、どうしてもショックコードが伸びて、ふにゃふにゃになってしまいます。
そうなったときはショックコードを交換したらテントもシャキッと設営をすることが可能になりますよ。
テントを設営するのを楽しみにして、次のキャンプの計画を立てたいですね☆
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